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2015年2月22日日曜日

角膜炎 眼に異物が入って痛い

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角膜炎の原因は2つ

角膜炎は異物や刺激物が飛入による急性角膜炎と、感染症による角膜炎に分けられる。どちらも放置すると視力低下につながる。
「目に何か入った」「急に目が痛くなった」「涙で目が明けられない」など、眼の違和感や痛み、眼のかすみや視力低下を感じた場合は、早めに眼科を受診することが重要である。


異物や刺激物が飛入による急性角膜炎

角膜異物

鉄粉の飛入が最も多く、まばたきするたびに、刺激のある異物感や痛みを主として上まぶたに感じる。
あまり放置すると眼球鉄症といって、炎症がひどくなり角膜が混濁し、視力低下がおこる。
感染を起こすと潰瘍となり、取り返しのつかない視力障害を残す。



角膜科学火傷

酸やアルカリなどの強い刺激のある薬品などが眼に入り、放置すると、角膜の混濁を残し、視力を失うこともある。また、結膜にも障害を残し、眼球前面の機能が失われ、失明に近い状態になることもある。
眼の中に刺激物が入った場合は、その場で早急に水道水で眼を洗うことが肝要である。

紫外線による電気性眼炎も角膜炎の一種である。電気溶接の時に防護メガネなしで火花(紫外線)を見つめたり、晴天のスキー場でサングラスなしで滑走していると、12時間後くらいに眼痛(雪眼炎)がおこることがある。この場合も眼科での治療が必要である。

感染症による角膜炎

細菌・真菌感染による角膜潰瘍

コンタクトレンズや突き目、外傷などから細菌が角膜に侵入し、重傷の角膜炎になる。
充血、痛み、視力障碍が起こり、角膜は白く混濁し、放置すると失明する。
ブドウ球菌、肺炎球菌、緑膿菌といった毒素の強い細菌が原因菌となることが多く、点眼治療を行う。入院治療(抗生物質の点滴)が必要な場合もある。

細菌でないものには、カビの一種である真菌の感染がある。木の枝や葉などで突き目をしたことをきっかけに感染する。真菌には重症になる糸状菌や、比較的軽くすむ酵母菌(カンジダ)などがある。
治療は抗真菌剤点眼や角膜掻爬などである。

アカントアメーバ角膜炎

ほとんどが、ソフトコンタクトレンズを不適切に扱うことにより発症する。自由生活アメーバ(アカントアメーバが角膜に感染し、痛み、充血などの症状を伴なう。重症の角膜炎になると治療も難しく、治癒しても視力障碍が残ったり、失明する場合もある。
治療は、角膜掻爬、抗真菌薬の点眼などだが、点滴などの入院治療が必要な場合もある。

ヘルペス角膜炎

ヘルペスはウイルスの一種である。ウイルスは自分自身では増殖できなく、体内に侵入し、細胞の中に取り込まれると、そこで初めて増殖できるようになる。
ヘルペスウイルスはいろいろな病気を発症させるが、角膜に炎症を起こすこともあり、充血、痛みが出てくる。
治療は抗ヘルペス在の点眼や軟膏、内服などがあるが、一度治ったようでも再発することがある病気である。


2015年2月12日木曜日

結膜炎 目の充血、痛み

結膜炎とは

結膜とは、眼球の最も外側を覆っている白い膜で、眼球の表面に沿って奥に伸び、前方から約3分の1で折り返し、上下のまぶたの裏側を形成している部分である。
この部分に起こった炎症を結膜炎といい、赤く充血した状態になって、違和感や軽度の痛みなどが出てくる。



結膜炎の原因・症状・治療等

感染によるもの、アレルギーによるもの、単なる刺激によるもの等がある。

感染による結膜炎の特徴

・様々な細菌が結膜に感染し、急性の結膜炎を起こす。
・7才以下の小児に多いが、高齢者や体力の弱まっている成人にも見られることがある。
・症状としては、多量の粘液性の目やにが出て眼が開かないほどになることがある。充血だけの場合もある
・原因菌は、インフルエンザ菌、レンサ球菌などが多い
・治療法は抗生物質の点眼で1週間以内に治癒するが、これで治らない場合は特殊な細菌が原因になっている場合がある。



季節性の結膜炎で、スギ(ヒノキ)花粉によるものは2~4月、ハンノキは12月から翌年2月に多いほか、ヨモギ、ブタクサ、カモガヤなど、50種類以上の花粉がアレルゲンとなる。(花粉症の発症時期はこちら)
治療は、発症時期に抗アレルギー剤を点眼することで、ほとんどが治癒する。

通年性アレルギー性結膜炎

1年を通して繰り返し症状が起こるものであり、ダニなどのハウスダストがアレルゲンになったり、花粉だったりと、複数のアレルゲンに過敏であることが特徴である。治療は、なかなか治癒しない場合にはステロイド点眼を行うことがある。

難治性アレルギー性結膜炎

通年性アレルギー性結膜炎が重症化したもの。難治性の乳頭増殖が発症し、まぶたの裏に大きな乳頭増殖を発症する「春季カタル」という非常に重篤な結膜炎になることがある。
角膜潰瘍による視力の低下、眼痛、分泌物が多くなるなど様々な症状が起こる。
小学校高学年頃から見られるようになり、治療は、ステロイド、免疫抑制剤の点眼を、症状が落ち着く中学後半頃まで行うことがある。

その他

アトピー性角結膜炎は、先天性アトピー性体質でアトピー性皮膚炎などを持つ小児に発症することがあり、難治性である。治療にはステロイド性点眼のほか、抗生物質の点眼などを行う。