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2015年3月7日土曜日

ぶどう膜炎 眼が赤い 痛い まぶしい

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ぶどう膜炎の症状

ぶどう膜炎は虹彩、毛様体、脈絡膜の三つをまとめた呼び名です。
これらの組織の起こる炎症をぶどう膜炎です。

その症状は、結膜(白目)が充血する、眼が痛い、まぶしい、かすむ、目の前に黒い影が見える(飛蚊症)、ものが見えにくい、といったものです。

ぶどう膜炎が起こる原因

感染によるものと、免疫異常によるものに分けられます。

感染によるものは、細菌、真菌(かび)、ウイルス、寄生虫などによって引き起こされます。
免疫異常によるものは、ベーチェット病、サルコイドーシス、原田病などがあります。

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ぶどう膜炎の原因疾患について

サルコイドーシス

サイコドーシスとは

怪我をしたとき、傷が治るときに出てくる組織を肉芽(にくが)といいます。この肉芽が、怪我でないのにできるのがサルコイドーシスの特徴です。

この疾患は、眼だけでなく、リンパ節、肺、皮膚、骨、肝臓、心臓などにも不必要な炎症の塊(肉芽腫)ができて、色入りな症状を引き起こします。

※ 膠原病、リウマチ、糖尿病、血液疾患、悪性腫瘍などの全身疾患の症状としてでることもあるため、詳しい検査をして原因を調べる必要があります。


サイコドーシスが眼に起こす症状

かすみ目、まぶしい、充血、飛蚊症といった症状があります。
眼の中で炎症が強く起こったり、長い間炎症が続いたりすると、網膜の中心部の黄斑が腫れて網膜が傷害され、緑内障や白内障などを起こすことがあります。

サイコドーシスの治療

重大な合併症を起こすことはあまりありませんが、慢性化することがよくあります。
治療は、ぶどう膜炎や網膜静脈炎が軽いときは、点眼薬だけですが、眼底の炎症が強いとき、視神経に炎症があるとき、硝子体混濁の強いときなどには、ステロイド剤の注射や内服が必要になります。

ベーチェット病

ベーチェット病の特徴

ベーチェット病の基本的な特徴は、血液の中の白血球の反応が非常に強いことと、炎症のために静脈が詰まる「閉塞性静脈炎」の発症です。

ベーチェット病が眼に起こす症状

虹彩毛様体炎が起こり、充血や痛み、かすみを引き起こします。しかし炎症が治まれば視力が回復します。
炎症が眼底に起こる網膜血管炎と、炎症の起こった網膜が破壊されるため、炎症が反応すると徐々に視力が低下し、視野が狭くなります。

網膜の炎症を繰り返すと、半数近くは10年後に視力が著しく低下します。合併症として白内障と、緑内障、黄斑変性、視神経萎縮などを起こすことがあります。

ベーチェット病は全身疾患なので、アフタ性口内炎、皮膚の様々な症状、関節炎、胃腸症状、脳や脊髄の異常、血管の異常、肺・泌尿器の異常などを起こすことがります。

ベーチェット病の治療

完治することは今のところできませんが、ある程度まで症状をコントロールする治療を行います。
コルヒチン、シクロスポリンなどの免疫抑制剤、ステロイド剤、レミケードなどの生物製剤などが使われます。

原田病

原田病とは

全身にあるメラニン色素をもった細胞がリンパ球によって破壊される病気です。メラニン色素のあるぶどう膜、毛髪、皮膚、耳、脳の髄膜などに症状が出てきます。

この病気は遺伝的要素から発病しますが、実際に発病するのはごく一部です。

原田病が眼に起こす症状

ほとんどの場合、両目同時に発症します。眼の症状の前に、発熱・頭痛、倦怠感などのかぜ症状が先に現れます。

発症初期には網膜と脈絡膜との間に水がたまって網膜剥離が起こるため、眼がかすんだり、見えにくくなったり、ものが歪んで見えたりします。

全身症状としては、初期には頭痛、倦怠感、めまいや耳鳴り、難聴、髪の毛をさわるとビリビリするなどの症状を起こすことがあり、慢性的には髪の脱毛、白髪、皮膚の白斑を起こすことがあります。

原田病の治療

点眼薬を使いますが、それだけでは不十分な場合が少なくないため、ステロイド剤の大量点滴投与が一般的ですが、再発、再燃がよく起こります。

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2015年3月2日月曜日

糖尿病網膜症 視力が落ちてかすむ

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糖尿病網膜症とは

糖尿病が原因となって網膜に起こる障害です。

糖尿病になると、血液中のブドウ糖が過剰になり、血液の粘性が高まります。すると血液の流れが悪くなり、詰まりやすくなって眼や腎臓をはじめ全身のいたるところにトラブルを引き起こします。

なお、糖尿病の3大合併症といわれているのは、網膜症、腎症、神経障害です。


糖尿病網膜症が起こる仕組み

第1段階「単純網膜症」

網膜には無数に細かい血管が張り巡らせていますが、糖尿病になると血管がつありやすくなるため、酸素や栄養が届かなくなります。この段階は単純網膜症という初期段階で、毛細血管の一部がこぶのように腫れる毛細血管瘤、点状・斑状出血、血管から血液成分が染み出てできる硬性白斑などが現れます。

この段階で自覚症状はありませんが、ものを見る中心部の黄斑部に病変が及ぶと、かすみがひどくなったり、ものが歪んで見えたりして、視力が低下することがあります。

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第2段階「前増殖網膜症」

さらに進行していくと、網膜の細い血管が詰まって、網膜の一部に虚血状態が生じます。
そして増殖網膜症へ移行する危険な状態になります。

出血や硬性白斑が増えて、虚血部分に軟性白斑、血管が拡張するなどの血管異常などが現れます。自覚症状は黄斑部に及ばなければあまりありません。

第3段階「増殖網膜症」

さらに進行すると、網膜の虚血を補うために、網膜に新生血管が発生して、硝子体へと伸びていきます。この新生血管が発生した状態が増殖網膜症です。

新生血管はとても脆く、破れやすく、硝子体出血を起こします。また、新生血管とともに増殖膜が形成され、この膜が収縮するともう泣くが引っ張られて網膜剥離を起こします。

硝子体出血や網膜剥離が起こると、飛蚊症や視力低下などの症状が現れ、放置しておくともうなく剥離や緑内障などを原因として失明してしまうことがあります。


糖尿病網膜症の治療法

血糖コントロール

糖尿病網膜症の治療の基本です。

薬物療法

止血薬、血管拡張薬、循環改善薬などの投与がありますが、確実に有効は薬品はありません。

網膜光凝固(レーザー治療)

血管の障害で起きたむくみを軽減し、新たな出血や緑内障などの重篤な合併症を抑えるのに効果があるとされます。

ただ、糖尿病の長い経過の中での改善や進行予防を目指したものであり、短期的に視力が回復するとは限りません。

硝子体手術(レーザー治療)

硝子体出血や網膜剥離が起きた場合には、硝子体手術が行われます。この手術や特殊な器具を眼内に差し込んで、手術用顕微鏡で確認しながら混濁した硝子体を切除し、増殖膜を切除して、はがれた網膜を復位させる手術です。

ただ、手術の目的は悪化を抑えて失明するのを防ぐことなので、手術が成功しても、それほど視力が回復しない場合があります。

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2015年2月25日水曜日

目の前に何か飛ぶ「飛蚊症

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飛蚊症とは

目の前に黒いものが見える。まばたきしてもまだ見えるというように、目の前に蚊が飛んでいるように見えることを飛蚊症(ひぶんしょう)といいます。

多くは心配ないものですが、網膜剥離の元になる網膜裂肛ができたり、眼の中に出血しているなど大病につながるものもあります。

飛蚊症の仕組みと症状

眼球の水晶体の後ろには硝子体になっています。この硝子体は液状で透明な部分ですが、濁りもあります。この濁りの部分が網膜に陰として映りこみ、頭や眼の動きにつれて影が動くいて飛蚊症がおこります。
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天気の良い日に空を見たときや白い壁を見たときなど光が眼に十分には行った時にわかりやすくなります。また、飛蚊症は一時的に消えることもありますが、再び症状が現れます。

中年過ぎの飛蚊症の原因で多いのは、後部硝子体剥離といって、網膜にぴったりと接近していた焼死体が縮み、前方に移動して網膜からはなれた状態になります。これは強度の近視の人は早く起きることがありますが、普通は50~60歳代に起きることが多いといわれています。

飛蚊症が大病の初期症状の場合

① 網膜剥離

後部硝子体剥離に伴って網膜に穴が開く場合い飛蚊症が出現することがあります。暗いところで非狩りが見える症状がでることもあります。
放置すると網膜剥離になり手術が必要になりますが、早期に見つけて治療をすれば網膜剥離を防ぐことが可能です。

② 硝子体出血

眼の中で出血して硝子体に入り込むと飛蚊症が出現します。出血の原因は網膜に穴が開いたときや、網膜の血管に異常があって眼底出血があった時などです。高血圧や糖尿病の場合は注意が必要です。

③ ぶどう膜炎

ぶどう膜に炎症ができると視野全体のかすみや目の充血、痛みを伴います。この原因は糖尿病、リウマチなどの膠原病、結核、梅毒などの病気がある場合もあります。再発することもある病気で、適切な治療をしないと失明することもあります。
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2015年2月24日火曜日

白内障 目がかすむ まぶしい

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白内障とは

ひとみ(瞳孔)の後ろにある水晶体が白く濁ってくる病気です。
濁りが増すにつれて視力は少しずつ弱くなってきますが、充血したり痛んだりすることはありません。他の人にうつることもありません。

白内障の原因

白内障の原因は、生まれつきのもの、外傷によるもの、糖尿病などの他の全身的病気によるもの、ブドウ膜炎のような眼の病気から起こるものなどがありますが、最も多いのは老人性白内障で、中年過ぎの老化現象として起こります。

老人性白内障が起こる仕組みは、アミノ酸の代謝が正常に行われにくくなり、そのために生じた物質が水晶体のたんぱく質を変化させることから、水晶体が白く濁ってくるのではないかと考えられています。

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白内障の症状

白内障の始めの症状は、本を読んでいると眼が疲れる、人の顔がぼんやりかすむ、天気の良い日にまぶしく感じるなどです。

病気が進行すると視力が低下していき、ものがはっきり見えなくなり、さらに進むと目の前に出した指の数もわからなくなり、しまいには明るさしかわからなくなります。なお、病気の進み方は人により異なります。

白内障の治療

白内障の初期には、進行を抑えるために点眼薬、内服薬を用いますが、日常生活に支障が出る場合は手術をします。濁った水晶体を除去して、これに代わるレンズを移植します。

このように、白内障は手術で視力を取り戻すことができますが、網膜などに白内障以外の病気があると術後の視力の改善が思わしくない場合があります。

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2015年2月23日月曜日

ドライアイの原因と治療

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ドライアイとは

眼の表面に涙が少なくなり、眼を正常な状態に保つ涙の役割が果たせなくなることにより、眼に色々な悪い影響が出てくるほか、重症になると眼の表面に傷ができ、いろいろな症状の原因になります。

涙の役割

① 眼の乾燥を防ぐ
② 細菌やウイルスなどの殺菌作用を持つ
③ 角膜に栄養を補給する

ドライアイが疑われる症状

・眼が痛い、目やにが出る、涙が出る、眼がごろごろする、かすんで見える、眼が重たい感じがする、眼がかゆい、眼が渇いた感じがする、光を見るとまぶしい、眼に不快感がある、眼が充血する

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ドライアイのタイプ

① 涙液減少型ドライアイ

涙腺からの涙の分泌が少ない状態です。角膜の上皮が障害され角膜炎を起こします。ストレスやホルモンバランスの崩れが涙現象の原因と考えられています。
眼だけではなく、全身の分泌機能の障害をきたす「シューグレン症候群」という病気もあります。

② 涙液蒸発亢進型ドライアイ

涙が角膜にしっかりと載らないために角膜から涙がすぐに蒸発してしまう状態です。原因はマイボーム腺※の働きの低下や、粘液を出す細胞の障害などがあります。
このほか、まばたきがうまくできない、コンタクトレンズをつけている、アレルギー性結膜炎、ビタミンA不足、いろんな目薬を使っていることなども原因としてあげられます。

長時間パソコン画面を見続ける作業、湿度環境、風なども影響があります。

※まつ毛の生え際の内側に、整列している小さな点のようなもので、油分を分泌し、涙の成分に油分を加え、油膜を作って涙の蒸発を防いでいる。

③ その他

リウマチ、膠原病、糖尿病、肝炎などの全身の病気が原因だったり、骨髄移植後、レーシック手術後などに発症することもあります。

ドライアイの治療

基本的な取り組みは、湿度が下がりすぎないようにする、まばたきをする、ドライアイ用の眼鏡をかける、などがあり、ドライアイの予防法といえるものになります。
このほか、タイプ別の治療法は次のとおりです。

① 涙液減少型ドライアイの治療

涙に似た点眼薬を使い不足した涙を補います。この方法で不十分な場合は、涙が鼻のほうに流れる「涙点」に「涙点プラグ」を挿入して、涙がとどまるようにします。

② 涙液蒸発亢進型ドライアイの治療

涙に似た点眼薬を使い不足した涙を補うことが基本的な治療法ですが、他の病気が原因になっている場合は点眼薬だけでは改善しないことが多いため、他の病気を改善する取り組みも並行して行う必要があります。

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2015年2月2日月曜日

目の疲れがとれない・眼精疲労の原因・症状・治療

眼精疲労の症状


眼の疲労感は、一晩ゆっくり休めば治るものだが、眼精疲労はそれだけでは治らない病的な状態をいい、次のような症状を伴う。


眼に関する症状:眼疲労感、ぼやけ、かすみ、しょぼしょぼする、目やにが出る、充血、目の奥や周囲の痛み
眼以外の症状:頭痛、肩こり、吐き気、倦怠感、食欲減退、抑うつ感

眼精疲労の原因


不適切な眼やメガネの使用、眼の病気など、様々なものがあるが、重大な目の病気が潜んでいることもある。
視力低下、視野異常など、見え方に問題がある病気や、結膜炎、ドライアイなど、目やその周囲に不快感がある場合に、眼精疲労になりやすい。この場合、その疾患の治療が先決である。また、パソコン作業などで眼を酷使せず、休ませるようにすることが大切である。

斜視や両眼視異常等、目の安静の位置が外側にある人の場合、近くを見る時に目を内側に寄せる力を働かせるため、疲れが起こりやすくなる。また、左右の屈折に大きな差があったり、片方の視力が落ちたりすると、左右の目で物を見る時のバランスが崩れて、高度の眼精疲労になる。


眼精疲労と心の問題


眼精疲労は心の問題、精神的な部分とも深い関係がある。
眼球とその周囲の不具合を中心に、視覚環境、精神的要素が絡んで、個々人の許容範囲を超えると眼精疲労が起こる。うつ病や神経症、薬物によっても眼精疲労のように引き起こされることもある。

眼精疲労の予防


予防には正しいメガネやコンタクトレンズを使うことが必要である。
ほとんどの日本人は近視か遠視の状態で、これに乱視が加わっているため、正しく矯正しないと眼精疲労が出やすくなる。
また、40歳を過ぎたころからほとんどの人がピントを合わせる能力が衰える老眼の状態になっていくため、メガネの矯正が必要になる。レーシックという選択肢もある。

眼精疲労と間違いやすい病気


眼瞼痙攣:脳の奥の基底核という場所を中心とした、瞬き瞼の開閉を司る神経回路の故障によるもの。症状は、まぶしく見える、眼が疲れる、眼が痛い、眼をつぶってしまう、まばたきが多い、眼の違和感など様々な症状が現れ、強い眼精疲労と間違われることがある。




2015年2月1日日曜日

老眼の年齢・原因・症状等について

眼の老化現象が老眼の始まり

年齢とともに徐々に眼にも老化現象はあらわれる。投稿は見えても近くが見えにくい状態が朗厳であり、加齢により近くを見る力が低下してくることを老視という。

老眼の原因

眼おピント合わせは、水晶体自身の弾力性と、毛様体筋の動きにより可能となっている。しかし、年を取ると、水晶体の弾力性の低下、毛様体の動きの鈍化により、近くにピントを合わせることが、だんだん難しくなってくる。無理に見ようとすると、眼精疲労や頭痛などの症状が起こるようになる。

老眼の初期症状

  • 遠くは見えるが近くが見えにくい
  • 読書や手元の仕事を続けると疲れる、肩がこる、頭痛がする
  • 読書が長続きしない
  • 本や新聞は少し離すと読みやすい
  • パソコンの小さな字が見えにくい
  • 携帯電話の字が見えにくい
  • 夕方になると新聞の字が見えにくい
  • 細かい作業を長くしていて遠くに視線を移すと、はっきり見えるまで時間がかかる

老眼の開始年齢

老眼は、早ければ30才代で自覚する人がいるが、多くは40才を過ぎるころから症状が出る。
老眼は誰にでも起こる現象である。

近視の人は老眼になるか

老眼はすべての人に起こるので、近視の人もなるのだが、近くにピントが合う眼なので、ピント合わせの調整が、近眼ではない人より苦労しない。しかし、老眼が進行するといずれは老眼鏡が必要になる。

老眼を自覚した場合

不便な生活を送らないためにも、老眼鏡を使うこと。まずは、眼科で診察を受け、適切なメガネを眼科医の処方により作成する。

老眼鏡の使い方は、必要なときだけ使えばよい。掛けたり外したりを繰り返したとしても、老眼が余計にひどくなることはない。

ただし、70歳くらいまでは進行することから、2年に一度は老眼鏡の度が合っているか調べて、必要に応じて作り替える。

老眼鏡の種類


  • 遠近両用メガネ : 一つのメガネを掛けたまま、遠くも近くも視線を移すだけで見えるメガネ。
  • 中近用メガネ : 手元と1~2m先にある物を見るためのメガネ。
  • 近近用メガネ : 本やパソコンなどの近くの物を見るためのメガネ。


また、「累進多焦点レンズ」という、遠くから手元まで一枚のレンズで連続的に見えるように度数が変化するレンズがある。これには、遠方を重視する設計の「遠近両用レンズ」、中間・近方を重視する「中近レンズ」、そして「近近レンズ」の3タイプがある。 




近視の予防と治療について



近視の状態とは

近くはよく見えるが遠くはぼんやりとよく見えない、かすむ状態を近視という。
遠くのものを見る時、網膜上でピントが合わず、網膜の手前であってしまう状態になっている。

近視には次の種類がある。
  • 屈折性近視:角膜、水晶体の屈折力が強いために起こる。近視の大部分がこれである。
  • 軸性近視:眼球が前後に長いために起こる。遺伝的要素が多いといわれる。
  • 仮性近視(調節緊張):長時間にわたり本、パソコン、ゲーム機などを見続けていることで目の中の調節菌が近くにピントを合わせた状態が続き、水晶体が厚くなった状態が続くことにより、一時的に近視に似た症状になることがある。このような状況が続くと、近眼になることもある。




近視の始まり

屈折性近視は、上記の仮性近視が起こるような状態を続けると起こりやすい。小学校高学年から始まることが多い。黒板の字が見えにくくなったり、夕方など暗いときに物が見えにくくなり、目を細めたりする。

近視の治療

○近視が始まったころ

  • 寝る前に点眼薬をつかう。禁止に向かう力を緩める効果がある。

○眼鏡はいつから使うか

  • 両目の視力が0.7以下になった場合に検討する。
  • なお、眼鏡を作る際は専門医による診断と指示に従う。合わない眼鏡を使うと、頭痛、肩こりが生じ、疲れやすくなり、勉強や仕事に支障をきたすことがある。

○眼鏡をかけ始めたころ

  • 眼鏡の使用は、授業中やテレビを見る時など、必要な時だけ使用すればよい。しかし、近視が進み日常生活に不自由をきたすようになると常時眼鏡をかける必要がある。
  • なお、視力は成長とともに変わっていくことから、眼鏡の度のチェックは定期的に行うべきである。半年に一度は眼科でチェックしたほうが良い。

近視を予防・進ませない方法

○正しい距離を保つ

  • 読書や勉強、パソコン作業の際は正しい姿勢で、本を目から30cm、パソコンは50cmは離す。
  • また、テレビを見る場合は2m以上離れる。

○適切な照明

  • 部屋の照明、机上の照明、両方を使用。
  • テレビは明るい部屋でみる。部屋を暗くしてみない。

○目を休ませる

  • 1時間勉強したら10分休憩し、遠くを見る。
  • パソコンは30分続けたら10分休憩。
  • 十分な睡眠をとる。

軸性近視について

軸性近視は遺伝要素が強く、かなり度の強い眼鏡が必要になる。壮年になっても進行が止まらなく、網膜が引き伸ばされて出血することもある。
急な視力の低下、歪んで見える、飛蚊症などがでたら、すぐに眼科を受診する。